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雑草対策(除草剤編)

2021.05.05

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GWも明け、これから業務としては草刈りや芝刈りのシーズンがやってきます。
皆様の中にも毎年草刈りで大変な思いをされてる方やお悩みの方もいらっしゃると思います。

今回は、雑草対策として除草剤について書いてみます。
除草剤を適切に上手く使うことが出来れば雑草の管理はとても楽になる偉大な発明品だと私は考えております。
そんな雑草の悩みから解放してくれる除草剤で大切なポイントは、
①時期:生え始めに散布する
②使用薬品、使用場所:近くに枯れると困るものがあるかどうか
大きく2つでしょうか。

まず、①の時期について。
結論からいうと、最適な時期は草の生え始めです。(具体的な目安としては、草丈が5cm未満)
理由は遅すぎると、「薬の効きが悪くなる」、「枯草の処理が必要になる」「種が出来てしまう」
これらの問題が発生するからです。

次に②の使用薬品、使用場所。
除草剤には色々と種類があります。「選択・非選択」、「接触・移行型」、「茎葉・土壌処理」といった種類というか複数のタイプです。
散布する場所が庭や畑といった「付近に枯れると困る」ものがある場合は、「接触型」を使用して、草以外にはかからないよう注意して散布してください。
仮に庭木に少し付着したとしても、付着部分が枯れるだけで全て枯れたりはしません。
逆に「移行型」ラウンドアップ等の「根まで枯れる」タイプは付着した箇所から全体に回り枯れてしまいます。
もう一点ポイントとしては、大抵は「茎葉処理」タイプの除草剤を使用することになると思います。
これは、「葉」と「茎」から薬が効く、言い換えると「緑色ではない箇所には意味がない」と言えるかもしれません。
散布時は「葉」を中心に「茎」にもかかるよう散布してください。


除草剤の成分詳細は省きますが、ここで知っておいて欲しいのは
「除草剤は今生えている草を枯らすもの」ということで、「草を生えにくくするもの」ではないということです。
(土壌処理は若干、草が生えにくくなるといってもいいかもしれませんが)
よく草刈り直後に、草を生えにくくする目的で除草剤を散布しているのを見かけますが、
全く効果が無いとは言いませんが、限りなく効果は低くなります。

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