雑草対策(知識編)
2021.07.15
コラム
今回は雑草のちょっとした知識をご紹介したいと思います。
まずは
①草を無くしたい(生えにくくしたい)
②草の伸びを抑えたい
2つのどちらでしょうか?
①の場合は
■小まめに根から抜く
■花や種が付く前に除草剤で枯らす
あたり前といえばあたり前ですね💦
②は、例えば草地や田んぼをやっている方だと畔草のような状況です。
この場合は草刈りをするのですが、どの程度で刈るのがいいのかを紹介します。
ズバリ!
地面すれすれで刈るのではなく、ちょっと高め(5cm程度)で刈りましょう!
理由は、地面すれすれで刈るとイネ科系の丈の長い草が中心になります。そして刈りを繰り返すほどに増殖していきます。
逆に少し高めで刈ると、広葉系の丈の長くない(クローバー等)の草が中心となってイネ科の草は減っていきます。
つまり、丈の低い草になるので、草刈りの回数を減らすことができるわけですね。(数年かかりますが)
草刈りは「高刈りすると草の伸びが遅くなる」と聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
間違いで「高刈りによって将来的に丈の短い草が多くなる」
が正解です。
何が言いたいかというと、
「すぐに伸びてくるから、なるべく低く刈ろう!」
これは逆効果ということです。丈の長い草ばかりになって、草の密度も濃くなります。
皆さんの草対策は、
草刈り、草抜き、除草剤、防草シート
と、何が一番適しているでしょうか?
有限会社伊藤植正園では、このような草だけではなく植物の様々な知識とノウハウでお客様のお庭の悩みを解決いたしております。